「冬ごもり市」終了~冬ごもりの始まり
一日かぎりの「冬ごもり市」と称して
冬の短いひととき、ちっちゃなイベントを開催しました。
冬としては比較的穏やかな一日でしたが、主宰者の告知不足もあって、訪れるお客さんはまばら。
ほぼほぼ身内ばかりが会場を埋める、イベント的にはトホホな状況ではありましたが、顔見知りどうしが落ち着いて交流を深めることができる、穏やかな時間となりました。

強力パワーのストーブが、館内をほっこり暖めてくれます。

玄関入り口には、薪ストーブも用意。内も外も寒さ対策は万全です。

訪れるお客さんのお目当てはやっぱり、あるむさんのシフォンケーキ♡ 完売です。

館内は、リファインドさんの淹れてくれる珈琲の香りが寛ぎを誘います。
11:30からは、館内の一部をアトリエにして創作活動をしている眞木裕太(まさきゆうた)さんとのクロストーク。

内輪の集まりのようになってしまいましたが、おかげで堅苦しくない、アットホームな
会話を楽しむ事ができました。
現在制作中の作品についてお話を伺ったり、アトリエの中を覗かせてもらったり。
アーティスト、というと何だか別世界の人種(?)と身構えてしまいそうですが、
このようなイベントを通して、私たちと変わらない素顔に触れることができたり、また逆に、私たちとは違う目の付け所に新鮮な驚きを感じたり、そんな機会がもっともっと増えるといいなと思います。
何気ない日常の生活の中に、美しいものだったり遊び心だったりがもっとあっていい、田舎にこそアートが必要だと思う、と語ってくれた参加者の言葉が印象的でした。
そしてそのような想いを、ここ旧佐藤医院で聞けたことを嬉しく思いました。
眞木さんの制作活動は12月いっぱいまで続きます。
アトリエは解放されていますので、制作の様子を見学することもできますよ。
(邪魔にならないようにそっとね。笑)
その後、札幌に持ち帰って完成させ、レジデンス作家さんたちの作品発表は
士別市内で2月行われるそうです。
創った作家さんを知った後では、作品に対する親近感もまた違ってきますね。
公開が楽しみです。